1日2リットル×家族数×最低限3日間は必要!

平成23年3月11日に起きた大地震、日本の観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、その後、襲った大津波など度重なる災害で、15,000人以上の方が亡くなられました。無念にも、東日本大震災で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りし、ご遺族の方々に対し深くお悔やみ申し上げます。また、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復興されますことを切に願っております。

生命維持のためにも水分を摂る事が大切

北アメリカ、ユーラシア、太平洋、フィリピン海の4つのプレートの上に立地し、陸プレートと海洋プレートがぶつかり合い、少しずつ動いている現状がある限り、日本で地震が起こる事は避けられませんし、今後も東海・東南海・南海地震など各地において巨大地震が発生する事が予想されています。

過去の阪神大震災でもそうですが、震災後の片付けなどにとらわれて、ノドの乾きを忘れがちになったり、避難所でのトイレを控えようと水を飲む事を我慢していると、様々な身体障害が生じます。体重の1% ( 約500ml ) 程度の水がなくなると、ノドの渇きを感じ、4〜5%の水がなくなると吐き気や頭痛等の症状、また、血液が濃縮して血栓ができやすくなるため、脳梗塞、心筋梗塞等、さまざまな健康障害のリスク要因となります。長時間、同じ姿勢でいる事によるエコノミークラス症候群も心配です。その予防のためにも水分を摂る事が必要不可欠なのです。私たちにできる事は、限られているかも知れませんが、今までの経験から得た知識を皆で共有し、これから起こりうる地震に対して、少しでも体制を整える事が必要です。

震災時に最低限、必要なものは何か?

財団法人消防科学総合センターが、震度6弱以上を観測した地域に住む20歳以上の方を対象に「震災時にあって良かったもの」についてアンケートを行ったそうです。大地震等の災害に備えて用意しておいたほうが良いと思う物として、80%以上が「水」と回答しています。

災害時、個人の対策として最低3日間は自力で

水の備蓄が必要なのは、地震時だけではありません。台風、暴風雨、洪水、土砂災害など自然災害、新型インフルエンザの流行、大規模停電など、さまざまな危機がいつ訪れてもおかしくない状況です。環境にもよりますが、首都圏であれば、壊滅的な災害が起きた場合、3日程度で公的な支援が得られるよう政府の対策が練られており、個人の対策としては3日間、耐える事ができれば良いと言われています。

人が生きるための生命維持に必要な水は、1日2.5リットル、通常その内、半分が食事から摂取し、残り半分を水などの飲料で補っています。但し、災害時は、食事ができるとは限りません。水分のほとんどを飲み水に頼る事態を想定すれば、1人1日最低2リットルは必要です。例えば4人家族として仮定した場合、1人2リットル×4人×3日間で、24リットルとなります。私が注文している12リットル入りのボトルウォーターなら2本でちょうど賄えますが、水道・電気等のライフラインや道路、交通等が途絶し、復旧に週単位の日数が、かかるかも知れません。何があるか分からない非常時のために余分にボトルを備えておく事も考えておく必要があります。防災として別枠で考えるよりも、「買い置きを増やす」等、習慣として、日常生活にうまく取り込んでしまうのが賢いコツかも知れません。