熱中症にならないためにおいしい水でこまめに水分補給しましょう

毎年、夏になると車の中に置き去りにされて死亡してしまう子供たちのニュースが後を絶ちません。また、ゴルフやテニスなど炎天下でのスポーツやイベントで、脱水症状を起こして倒れてしまうなど、さらにひどい時には、生命の危険を伴うこともあるのです。「まだ、春の5月だから大丈夫!」「ごくまれなケース」と思っていると、非常に危険です。春から夏にかけての5月〜6月でも熱中症は起こりうるのです。ましてや5月のゴールデンウィークは、アウトドアスポーツやレジャーの季節。知っているようで、知らない熱中症について、原因と予防法を少し学んでみましょう!

熱中症とは?

熱中症は、暑い炎天下にいたり、運動などで体内にたくさんの熱を発生させ、体温の調節機能がうまく働かなくなった時、全身にさまざまな不調を起こすもので、医学的には、熱失神・熱けいれん・熱疲労・熱射病などがあります。

  • 熱失神
    めまいがしたり、失神したりする。高温や直射日光によって血管が拡張し、血圧が下がることによって生じます。
  • 熱けいれん
    筋肉がけいれんする。暑い中での運動や作業中に起こりやすく、汗をかくと、水分と一緒に塩分も失われますが、この熱けいれんは血液中の塩分が、低くなり過ぎて起こる症状です。水分を補給しないで活動を続けた時はもちろん、水分だけを補給した時にも発生しやすくなります。
  • 熱疲労
    体温が正常なのに、皮膚が青白くなる。たくさんの汗をかき、皮膚は青白く、体温は正常もしくは、やや高めになります。体内の水分や塩分不足、いわゆる脱水症状によるものです。死に至ることもある熱射病の前段階とも言われ、この段階での対処が重要となります。
  • 熱射病
    皮膚が赤く、熱っぽい。汗をかいておらず、皮膚は赤く熱っぽく、体温は39℃を超えることが多いのが特長です。めまい、吐き気、頭痛の他、意識障害、錯乱、昏睡、全身けいれんなどを伴うこともあります。水分や塩分の不足から体温調節機能が異常をきたした状態ですので、緊急に対処し、救急車を手配する必要があります。

熱中症のメカニズム

気温が高いばかりでなく、湿度も75%以上になると、汗をかいても流れ落ちるばかりで、ほとんど蒸発しなくなり、そのため、発汗による体温調節すらできなくなってしまうのです。熱中症は、こうして体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害なのです。実は、炎天下ばかりでなく、室内で静かに過ごしていても起こり得ます。実際、高齢者が室内で熱中症になって倒れているのを発見されるというケースも少なくありません。

熱中症にならない為に

熱中症は、ちょっとした注意で防ぐことができます。また、レジャーの時ばかりではなく、普段から心掛けて欲しいポイントを挙げてみたのでさっそく今日から試してみてください。こまめに水分を摂ることが重要で、特に小さなお子様の場合、お子様自身が水分が不足しているかどうかの判断ができませんので、暑い日に汗をたくさんかいたり、外で遊ぶ場合には、十分な水分を与えるように大人が注意する必要があります。

自販機などに見られるペットボトルや缶入りジュースは、糖分などが多く含まれているものもあるので、水分を摂取する時は、不足しがちなミネラルが補えるミネラルウォーターがおすすめです。最近では、おしゃれな携帯ボトルもたくさん市販されていますので、ミネラルウォーターをボトルに入れて、お子様に持たせましょう。